上野にある東京国立博物館の特別展「法然と極楽浄土」を見てきた。その後結婚式一周年記念で、式場が入ってるレストランで夕食を食べた。
特別展の感想
法然の「しんどい修行しなくても南無阿弥陀仏唱えてれば救われるぞ」という教えが、混沌の時代にウケるのも納得である。ちなみに現在の仏教の最大宗派は浄土真宗らしく、これはこれで現代人の忙しさが反映されているなと思う。
とはいえ「信じる気持ちを行動でも示せ」的な要素を持ったこれまでの宗派側は「何いっとんじゃ」という気持ちになったのも想像に難くない。現に他宗派からの苦情を受けて「「〇〇派はオワコンw」とか「浄土宗しか勝たんw」みたいなことを他宗派に言うなよ」という御触れを出している。1
また驚いたのは徳川家康が晩年に贖罪の念を持って南無阿弥陀仏を写経しまくっていたらしいということだ。2 あの天下統一を果たした徳川家康が贖罪の意識を持っていたことに驚いた。覇道を行く人はそんなこと考えていないと思ったからだ。
こういうのを見るとやはり今も昔も人間の本質は変わらないのかもしれないと思う。あと博物館行くたびに「ちゃんと勉強すればよかった」という後悔をする。
結婚式一周年記念について
あと結婚式一周年も祝った。結婚式から1年経つと無料の食事券が貰える式場が用意した仕組みを利用して夕食を食べた。結婚式の準備は自分に自身が持てなくて嫌だったけどいざやってみるととても良かったので、もう少し熱を持って準備に取り組めばよかったなと今でもたまに後悔している。
なんにせよ当時ちゃんと食べられなかった食事をのんびり食べられたのは良かった。やっぱ良い中華って美味いよね。
その他
上野人増えすぎ。